【2021年】香港駐在員の妻(駐妻)でもHSBC口座開設できるのか?
最近、香港のHSBC口座開設は香港にお住いの方でもかなり厳しくなっているとよく耳にします。ましてや駐妻だと直接的な収入も無いし口座開設は無理・・・と諦めている方はいらっしゃいませんでしょうか?
今回、英語が苦手な駐妻がHSBC口座開設にチャレンジしましたので情報をシェアしたいと思います。
※口座開設日2021年3月12日
結論から話してしまうと、ほぼ英語や広東語を話すことなくあっさりと口座開設に成功してしまいました。本人はある程度の英語を話さなくてはいけないと覚悟して口座開設に臨んだようですが、拍子抜けだったとコメントしていました(笑)また、香港には2年住んでいたけど、こんなにあっさり口座開設できるのであれば早く挑戦すれば良かったと悔やんでいました。
本人には口座開設にあたり3つのアドバイスをさせていただいました。
- 口座開設時に銀行担当者が顧客登録のために必要な情報を予め準備していくこと
- 身分証明と住所証明を準備していくこと
- 口座開設時の全体の流れを把握していくこと
やはり、まるごしで口座開設は厳しいというか、物理的に難しくなってしまいます。この3つのアドバイスに込められた意味は下記の通りです。
必要な情報を予め準備していく
口座開設は30分ほどブースに入ってお手続きが必要となりますが、その時間のほとんどは銀行員が顧客情報をPCにインプットする作業となります。予め口座開設時に質問される情報を用紙に記載して提出することで、銀行員は顧客に質問しなくてもよくなりますので基本的には黙々とPCにインプットする作業に集中することになります。今回、挑戦した駐妻の場合は拍子抜けレベルでカードが発行されてしまったようです。
身分証明と住所証明を準備していく
いくらゴネても口座開設にはルールがありますので、必要書類を持参していないと口座開設することはできません。今回、友人が持って行った証明書類は、身分証明としてパスポート、香港ID、住所証明として発行から3ヶ月以内の携帯電話の明細書を持参してもらいました。しかし、実際にコピーを取られたのは香港IDだけだったとか・・・!?住所証明が免除されるとは聞いたことがありませんが、今回は住所証明なしで口座開設に成功しているようです。※日本の住所を聞かれたそうですが、住所証明の提出は要求されず、紙に書いて渡すのみだったようです(^_^;)
口座開設時の全体の流れを把握していくこと
口座開設は1時間ほどで全てが完了しますが、その間にいくつも作業をしなくてはなりません。当日焦らないでいいように全体のお手続きの流れを把握しておきましょう。
- 受付に口座開設したいことを伝えて受付番号取得
- 受付番号が電光掲示板に表示されたら指定されているブースに入る
- 口座開設手続き→口座開設完了
- インターネットバンキング登録
- 銀行窓口で入金(小切手or現金)
- ATMコーナーでATMカードの有効化及びATM暗証番号の変更
全体の手続きの流れのポイント
銀行は午後になればなるほど混み合います。口座開設は営業が開始されてすぐの時間帯がベストです。銀行員も心に余裕がありますので丁寧に対応してくれることが多いです。
また、当日はインターネットバンキングのログインID、パスワード、秘密の質問の回答、ATMの暗証番号など多くの情報を記憶しないといけません。予めメモ用紙を準備して随時記入していきましょう。
香港帰任時は口座を維持した方が良いのか?
HSBC口座のメリットやデメリット、その他ポイントなどをまとめておりますのでこちらをお読みください。
よくある質問
A. 最低入金金額は設定されておりませんので自由にご入金ください。小切手入金でもOKです。
A. すぐにカードを受け取れるようです。※氏名は印字されません。
A. 別名義口座となりますので知られることはありません。
A. 本ケースでは求められなかったようですが確かな情報ではないです。要望があればHSBCに確認してみますのでご連絡ください。
A. 英語ですがHSBCサイトに掲載されております。下記はHSBCホームページのWebサイトに掲載されている口座開設に関するPDFです。
https://cdn.hsbc.com.hk/content/dam/hsbc/hk/docs/accounts/applyaccount-note-en.pdf
A. 広東語、英語、中国語のいずれかでコミュニケーションが出来る方のみとなっております。苦手な方はできるだけ事前に必要情報を準備していきましょう。
いいかがでしたでしょうか?旦那が口座を持っているし、良く分からないから口座開設を断念・・・といった方でもHSBC口座を取得できるかもしれませんので是非挑戦されてみてください。
この記事は香港居住者が口座開設される場合となります。日本居住者の方は現地ですぐに準備できない必要書類がありますのでご注意ください。
ご質問等ございましたらお気軽にご相談ください(^^♪
[本当は香港赴任後にできるだけ早く聞いた方が良い?]