海外赴任中の家族への仕送りおすすめ比較
会社からの辞令で海外駐在となったものの、家族は日本に残したまま単身赴任。給与は日本と赴任先で分散して受け取りしているけど日本側で不足している部分は赴任先の銀行口座から海外送金しないといけない、、、なんて方がいらっしゃるかと思います。今回は「コスト」「安全性」「スピード」「限度額」で送金方法を比較してみました。
各種比較
銀行から海外送金
総合評価コスト
安全性
スピード
限度額
安全性を重視される場合はやはり銀行からの送金が一番です。資金は約3-5営業日で着金するので緊急対応には向きませんが計画的に送金する分には問題はないでしょう。スタンダードな送金方法と言えます。
現金を引出して持って帰る
総合評価コスト
安全性
スピード
限度額
コスト面に関しましては引出したお金を為替レートの安い両替屋などで通貨を交換することができれば銀行の為替レートよりも良いレートで取引ができる可能性があります。しかし、現金を持ち帰るということで盗難、紛失のリスクが高まりますので安全性は低く評価しました。その他の手段と比べると手間、時間がかかるのであまりオススメできない方法です。
100万円相当額(北朝鮮を仕向地とする輸出にあっては10万円)を超える現金等を携帯して輸出又輸入する場合には、事前に税関への申告が必要です。
参照:財務省ホームページ
セブン銀行で引き出す
総合評価コスト
安全性
スピード
限度額
海外の銀行によっては、セブン銀行で現地のATMカードをご利用いただける場合があります。スピード、安全性、作業の手間のみを考えるとこの方法が一番良いでしょう。家族にスペアカードを持ってもらうことで送金の手間は一切かかりません。しかし、手数料はそんなに安くなく、限度額も1回あたりの取引が10万円までとなっておりますので定期的な送金や高額送金には不向きだと言えます。単発の少額取引に最適な手段だと言えます。
セブン銀行・・・1回あたり10万円まで
2016年5月に17都府県のコンビニの現金自動預払機(ATM)から18億円超が偽造カードで引き出された事件がありました。利用されたカードはICチップを搭載していない南アフリカのクレジットカードで、わずか2時間で約1,700台のATMから不正引出しされました。この事件前までは1回あたりの引出し限度額は多く設定されておりましたが、この事件後より大幅に引出し可能額が少なくなりました。あくまで1回あたりの引出し限度額となるので、数回に分ければHSBCで定める限度額まで引出し可能です。
格安送金代行サービスを活用する
総合評価コスト
安全性
スピード
限度額
近年、海外送金の代わりにTransfer wise(トランスファーワイズ)のような格安送金代行サービスが一般化してきております。
安全面に関しましても関東財務局に認可を受けて活動している資金移動業者なので安心して利用できます。
※資金移動業者一覧にも掲載されております。
また、送金時に振り込んだお金は履行保証金として法務局に保全されていて万が一の場合でも保証されてるとトランスファーワイズのホームページに掲載されています。
トランスファーワイズの仕組み
現地口座からトランスファーワイズの現地法人に送金をして、トランスファーワイズ日本から自身の口座に着金させるという仕組みとなっております。
トランスファーワイズのポイント
- 着金が早い(早い時は数秒で着金します)
- 送金手数料が安くて透明性がある(ページで比較できます)
- マイナンバーがない非居住者でも口座開設可能
- 日本語対応できている
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