【2023】日本に居ながらオンラインでHSBCの口座開設はできるのか?
2023年2月22日作成記事
新型コロナウイルス感染症の影響により、感染防止の為に様々なことががWebで完結できるようになりましたが、HSBC口座開設はどうでしょうか?答えはNoです。残念ながらHSBC口座は従来通り香港に渡航しなければ口座開設することができません。※口座凍結解除や口座解約&残金の送金手続きは電話や郵送で実施できます。
今回は現在の香港出入国や口座開設の条件に関する情報を紹介します。
香港出入国について
最近は日本からの香港渡航制限が緩和されており、コロナ前のように自由に出入りできるようになっております。
※水際対策に関する情報は香港及び日本政府により変更されることがあります。香港への入境及び香港から日本入国に関する詳細情報は在香港日本国総領事館のホームページをご確認ください。
PCR検査による陰性証明か検査キットのデータを持ち込めば特に検査されることなくスムーズに出入国できるようです。(空港職員から開示を求められたときは開示しないといけません)
それでは、前と同じように口座開設できるのか?ということですが、今月に入って2名が弊社のサポートを受けて口座開設に成功しておりますので開設可能です!
必ず口座開設できるのか?
必ず口座開設できるわけではございません。少し前と同じ手順で口座開設手続きを行ったのに、以前はOKで今回はダメといったケースもあります。全てはHSBCの方針や支店長の裁量によって開設できるかどうかの有無が決まります。また、口座開設時には簡単な英会話が必要となりますので、英語を口から離すことに恐怖心がある方にとっては難しいかもしれません。
よく口座開設するための証明書類等、全て整えて支店に向かったのに門前払いされてしまったということを耳にします。マネーロンダリングや詐欺にかかわる悪い資金の入金を避けたい為、よくわからない外国人を受け入れたくないということですね。サポートをご利用された方が口座開設できる確率が上がるのはこのような点の信頼関係にあるのかもしれません。
上記のような要素もありますが、必ずご持参いただかなければいけないものは次の通りです。
口座開設に必要なもの
- 有効期限内のパスポート原本
- 政府機関が発行した発行から3か月以内の英字の住所証明
- 納税者番号(マイナンバー)がわかるもの
- 初回現金入金分の資金源証明原本
- 入国スリップ
持参物のそれぞれの注意点
パスポート
香港入国時に必ず必要なものなので忘れることはないと思いますが、コピーではなく必ず原本が必要となります。
政府機関が発行した発行から3か月以内の英字の住所証明
国際運転免許証や、住民票を翻訳した書類を公証役場で認証してもらった書類などが有効です。政府機関ではありませんが、英字の銀行残高証明などでも受け入れてくれることがあります。こちらもコピーではなく原本が必要となり、発行日、口座開設者の氏名、住所詳細(番地や号室まで)が記載されている必要があります。国際運転免許証はもともと住所を証明するための書類ではないので、住所の文字数が長い場合は省略されることがあります。住所を省略されないように事前にスタッフにお伝えください。また、国際運転免許証の有効期限は発行から1年間となっておりますが、HSBCで住所証明として認められるのは発行から3か月以内となりますのでご注意ください。
納税者番号(マイナンバー)がわかるもの
マイナンバーカードやマイナンバー通知書などをご持参ください。
初回現金入金分の資金源証明原本
現金は出処がわかりにくい為、資金源の証明を求められることがあります。引き出した履歴が残っている通帳原本やレシート原本をご持参ください。
入国スリップ
香港入国審査時にもらえる小さな紙です。入国スリップはなくしてしまう人がいますが、香港ではパスポートにスタンプが押されませんので、この紙が唯一の香港入国証明となります。無くさないようにしっかり保管しましょう。
HSBC口座を保有するメリット
- 日本国外で外貨を含む資産を保有できる
- 両替、国内外送金が自由自在
- 格付けの高い銀行で資産保全できる
- 多通貨を一元管理できる
- 書類郵送先を世界中指定できる
- 口座にあるお金を世界中のATMで現地通貨で引き出せる
HSBC口座を保有するデメリット
- 2年間利用しなかった場合、口座が凍結する
- 全て日本語に対応していない
- 日々銀行が進化しており、ネットバンキングの使い方やデザインが変わることがある
- カード紛失、再発行など緊急時に日本語が使えない
- Webでの作業が多いのでアナログの方に向かない
いかがでしたでしょうか?今、100%安全に資産を保管できる場所は無いのではないかと考えます。香港だけに資産を預けておく、もしくは日本だけに資産を置いておくというのはリスクではないでしょうか?国を跨ぐ資産分散をしたいという方はHSBC口座は世界有数の銀行口座なので持っておいても良いかもしれませんね。
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HSBC口座を日本に居ながら凍結解除や解約&残金を送金したい方は下記の記事をご覧ください。