香港ついにホテル強制隔離廃止 HSBC香港口座の凍結解除や口座解約は現地に行けば手続きできるのか?

今まで香港では「3+4」という水際対策が行われており、香港に入国してから3日間のホテル隔離(外出禁止)を経て4日間の医学観察後に自由に行動できるようになるという状況でしたが、9月26日より「0+3」に変更となり、ホテル隔離が撤廃されて3日間の医学観察のみとなりました。

出典:The Government of the Hong Kong Special Administrative Region(香港政府)

香港居住者にとってはかなりの緩和措置となり長く日本に帰国していない駐在員もこれから気軽に香港と日本間を行き来できるようになりました。しかし観光目的での入国の場合、医学観察とは言え3日間も観光ができないとなると一般旅行客にとってはまだ行きにくい状況ではないかと思います。

日本と香港間の行き来が自由になったら旅行ついでにHSBC口座の凍結解除や口座解約手続きを進めようと思われている方は是非私の記事を読んでから今後の方針をご決定ください。

3日間の医学観察も撤廃されたら香港に行けばHSBC口座は凍結解除することができるのか?

結論としましては『YES』という回答となりますが、実は香港でも日本でもやる作業は同じです。

『えええっどういうこと??』と驚かれる人も多いでしょう。香港に行って凍結解除手続きを行う際は、支店窓口で行うことになりますが、HSBCから電話番号を渡されそこに電話するように指示されます。

実はその連絡先は日本から電話で凍結解除するときと同じ電話番号となり、日本で凍結解除手続きを行うときと同様に20分ほどの英語による電話面談となります。

せっかくエアチケットと滞在のためのホテルを手配したのに3日間の医学観察によりろくに観光もできず無駄な時間を過ごすことになってしまい、結局は日本でやる作業と同じとなります。

口座凍結解除手続きは香港と日本間の行き来が本当に自由になったとしても、香港に行かず電話のみの手続きでOKです。

時間と渡航費用を節約して凍結解除手続きを行う方法

HSBC口座の凍結解除方法はHSBCとの20分ほどの電話面談を行うことで翌営業日に凍結が解除されてHSBCにご登録されている携帯電話宛にSMSで通知が届き、お手続き完了となります。

詳しいお手続き方法等については次の記事に掲載しておりますのでご一読ください。

3日間の医学観察も撤廃されたら香港に行けばHSBC口座の解約手続きはできるのか?

結論としましては凍結解除と同様に『YES』という回答となります。

香港に到着しましたら、支店窓口に行っていただき残金を全て引出して解約手続きとなります。

現金引出しの注意

HSBCでは日本円の現金を引き出すことが可能ですが、支店窓口で予め準備されている日本円は少ないので予め電話で予約をして支店に向かいましょう。※予約や現地でのサポートが必要な場合はご連絡ください(^^♪

高額な資金でも色々とチェックが済めば日本円で引き出すことができますが、12万香港ドル以上の現金等を日本へ持ち帰る時は香港を出国する際は税関職員から質問があった際は応じる義務があり、違反した場合は最大現金500,000香港ドルと懲役2年が科さられます。

また、日本に入国する際も100万円相当額の現金等を持ち込む場合は申告手続きが必要となります。

口座を解約する際は、残金に関しまして必ず現金で引き出さなければいけないということはなく、香港国内外問わず送金手続きを行うこともできます。

口座解約手続きを行う為に香港に行く必要はあるのか?

実は口座解約の為にわざわざ渡航費用と時間をかけて香港に行かなくてもお手続き可能です。

旅行ついでに解約して現金を持ち帰ろうとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、今は何でも「エビデンス」を求められる時代となりましたので、現金を持ち運びするよりもしっかりとエビデンスが残る送金手続きを行ったほうが安全です。

香港のお金を日本に送金したら足跡が残ってしまうのでは?

という声も聞こえてきそうですが、足跡が残ってはまずい資金を入れている人は殆どいないでしょう。

オフショア積立の解約資金をHSBCに入金している場合、減っていれば税金を取られることもありませんし、増えていたら税務署の指示に従って納税したらいいだけです。

解約資金を送金した場合、銀行から送金理由などを聞かれますが普通にHSBCの自身の口座を解約してその残金を送金しました。と伝えれば問題ないでしょう。急激に円安に進んでいる今、日本に居ながらできるだけ早く口座を解約したい人は次の記事をお読みください。


いかがでしたでしょうか?コロナによる水際対策が緩和、撤廃されてもHSBCの手続きは日本で行うこととほとんど変わりありませんのでHSBC手続きと観光のみの為に香港に渡航するのはもしかしたら今のタイミングではないかもしれません。HSBCのお手続きのほとんどは日本に居ながらお手続きいただけます。もうダメだと諦めていた方もお助けできるかもしれませんので宜しければ一度LINEでご連絡ください(^^♪

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