フレンズプロビデント 解約返戻金定期受け取りスキーム(手数料ほぼゼロ)

皆さん、フレンズにご契約されたときに「年金のように定期引き出しすれば利回りでお金がなくならない」と大昔にコンサルタントからプレゼンを受けたことはありませんか?今ではプレゼンしてくれたコンサルタントと連絡が取れないなんてこともよく耳にします。実際、このスキームって本当に実現できるのでしょうか?今回はこのプレゼンスキームについて考えていきたいと思います。

実現できるのか?

毎月年金のように受け取っても資産が減らないので永久に受け取り続けることができるということで夢のようなスキームですが、運用によっては実現可能となります。しかし、ファンド運用は貯蓄型保険の個人年金商品のように将来の利益が確定している商品ではありませんので場合によってはタコ足配当(元本目減り)してしまいます。定期取り崩し金額の設定は慎重に行いましょう。

※プラス運用をしつつ、若干プラン残高が目減りしていくのは計画通りであれば問題ないですね。というか理想的ですね!

スキームを実現させる為のポイント

フレンズの引き出し先口座は契約者名義の口座でスイフトコードがある銀行であればおおよそどこの国でも送金可能ですが、海外送金と海外送金手数料、中継銀行手数料、着金手数料がかかることがあり、全部合わせると1万円弱かかります。これを毎月実施するとなるととても現実的ではありませんね。しかし、上手にやればほぼ手数料ゼロで解約返戻金定期受け取りスキームを実現させることができます。

※今から紹介するスキームは、積立を停止して運用を継続しながら定期引き出しするスキームとなります。脱税、節税、マネーロンダリングスキームではありません。運用や為替によって資産が増えた場合は申告手続きを行い、正しく納税しましょう。

ほぼ手数料ゼロで解約返戻金定期受け取りスキーム

1.送金先口座をHSBCにする(積立通貨のまま送金)
→フレンズプロビデントは香港にもありますので、送金先をHSBCに指定すると手数料無料で着金させることができます。

2.インターネットバンキングにログインして好きなタイミングに日本円(JPY Savings)に両替する
※HSBCの両替レートで両替手数料が発生します。
※米国(ハワイも含む)でUSDのまま使う場合は両替する必要はありません。

3.Mastercardデビットカードを使って日本でショッピング利用する

こちらではなくて

ユニオンペイ(UnionPay)(銀聯)付帯

こちらのカードです!

Mastercard付帯

HSBC Mastercardデビットカードの仕組み

HSBCのMasterCardデビットカードは世界中で外貨口座から現地通貨で使うことができます。

例えば、ハワイに行って利用すれば米ドル口座から引き出されて、タイにって利用すればタイバーツ口座から引き出されます。日本で利用すれば日本円(JPY Savings)から引き出されます。

MasterCardが使えるお店であれば出金手数料無料や両替手数料を気にすることなく世界中で口座直通で決済できてしまいます。
※現地通貨の預金残高がない場合は自動的にHKD Savingsから引き出されます。

なんとMastercardデビットカードはショッピング利用すると手数料無料で使うことが出来て、しかも使った額の0.4%がHSBC口座にキャッシュバックされます!

只今、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、エアーメール便ではなく船便で送られている為、カードを申請してからお受け取りまで3ヶ月ほどかかることがあるようです。このスキームを早く進めたい方は、フレンズの手続きを進める前にMastercardデビットカードの申請手続きを進めましょう。※住所、携帯電話番号、Eメールアドレスが変わっている人は先に個人情報変更手続きを進めましょう。

Mastercardデビットカードやインターネットバンキングで両替など面倒だし分からないんだけど・・・

という声が聞こえてきそうです。

その場合は、「フレンズ定期一部解約→フレンズに香港ドルで送金してもらうように指定→HSBCのATMカード(ユニオンペイ付帯)を使ってセブン銀行で出金」という流れが簡単です。

予めフレンズ社に香港ドルで送金してもらうことで、インターネットバンキングでの両替手続きが不要となりますので、やることはセブン銀行で引き出しのみとなります。

しかし、フレンズからHSBCに着金する際に米ドルから香港ドルへの両替手数料がかかり、セブン銀行で出金する際に香港ドルから日本円への両替手数料がかかるので二重手数料となってしまいます。また、セブン銀行での取引手数料として、50香港ドル+110円がかかりますので、ちょっともったいないですね。この手数料を考えてもラクを選びたい方はこちらのスキームをご活用ください。

ユニオンペイの両替レート
出典:UnionPay International Co., Ltd.ホームページ

あまりカードは使い慣れてなくて、できれば現金で使いたいんだけど・・・

という声も聞こえてきそうですね。

その場合はMastercardデビットカードも通常のATMカードのようにセブン銀行などのATMで出金可能です。

出金手数料=40香港ドル+110円(1回あたりの取引手数料は約800円 2022/6月現在)
1回取引あたりの出金限度額が定められていますのでご注意ください。

セブン銀行(1回あたり10万円まで)
https://www.sevenbank.co.jp/intlcard/card.html

カード名マーク利用可能時間帯
MastercardMastercardMaestroCirrus00:10~23:50(365日)
出典:セブン銀行ホームページ

ゆうちょ銀行(1回あたり5万円まで)
※出典:ゆうちょ銀行ホームページ

スキーム注意点
  1. 十分に貯蓄口座に資金が積み上がっていること(フレンズの口座の仕組みを理解する)
  2. 定期引き出し金額は十分に計画して設定する(いつまで受け取りたいのか?)
  3. 予めHSBC口座を有効にしなければならない
  4. Mastercard加盟店でショッピング利用しないでATMカードで引き出すと手数料がかかる
  5. Mastercardデビットカードは注文に時間がかかるので早めにする
  6. 住所変更していない人はカードを注文する前に住所変更手続きを済ます

よくある質問

A. はい、可能です。書類もしくはフレンズプロビデント社のポータルサイトにてお手続きいただけます。運用の良し悪しやライフプランの変更等があれば自由に調整しましょう。

A. はい、可能です。書類もしくはフレンズプロビデント社のポータルサイトにてお手続きいただけます。

A. いいえ、実施できません。貯蓄口座残高にある程度余裕がないとできない仕組みとなります。

A. 全部解約手続きを進めてください。受取口座はHSBCだけでなく日本の銀行口座もお選びいただけます。

A. 引き出し可能額はIFAにメールもしくはフレンズプロビデント社のポータルサイトでご確認いただけます。引き出し可能額は運用で毎日変動します。

A. HSBC口座を復活させる必要がありますが、香港に行かなくても良いことがほとんどです。まずはLINEでお気軽にご相談ください。

※月々の最低引き出し可能額はフレンズプロビデントの商品や契約時期によって異なります。分からない方はフレンズのステートメントをLINEで送ってもらえましたらチェックできます(^^)


いかがでしたでしょうか?このスキームを活用するにはHSBC口座が必須となりますが、しばらく(開設時からずっと)HSBC口座を使っていない方は口座凍結解除手続きやその他お手続きが必要になりますが、ほとんどのケースで香港に行かず解決することができます。

香港に行けないからとお手続きを諦めていた方やHSBCの口座状況に不安がある方は無料で口座チェックしますのでお気軽にLINEでご相談ください(^^)

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