フレンズプロビデント 2021 エネルギーファンド考察

フレンズプロビデントのファンドリストの中でエネルギーファンドは現在2つあります。一つはBlackRock Sustainable Energyともう一つはNinety One GS Global Energyです。今回はこの2つのファンドについて比較しながら考察してきたいと思います。
2つのファンドのここ10年の運用チャート
P69 BlackRock Sustainable Energy P47 Ninety One GS Global Energy
同じエネルギーファンドですが運用は両極端なチャートとなっており、Sustainable Energyはコロナの影響を受けつつもV字回復して天井を突き抜けている一方、Ninety One GS Global Energyはコロナ後に回復できず下落してしまっております。同じエネルギーファンドなのに何故こんなにも違いが出てしまっているのでしょうか?
ファンドの中身は?
それぞれファンドの中身をチェックしてみましょう。
P69 BlackRock Sustainable Energy
Security Name | Sector | Country | % of assets | |
---|---|---|---|---|
1 | NextEra Energy Inc | – | United States | 4.96 |
2 | Enel SpA | – | Italy | 4.65 |
3 | Schneider Electric SE | – | France | 3.92 |
4 | RWE AG | – | Germany | 3.89 |
5 | BlackRock ICS USD LiqEnvtlyAwr Agcy Inc | – | Ireland | 3.69 |
6 | EDP Renovaveis SA | – | Spain | 3.51 |
7 | Samsung SDI Co Ltd | – | South Korea | 3.45 |
8 | ON Semiconductor Corp | – | United States | 3.29 |
9 | Vestas Wind Systems A/S | – | Denmark | 3.12 |
10 | Kingspan Group PLC | – | United Kingdom | 3.05 |
一番配分が多い会社は「ネクステラ・エナジー」という会社で、電気及び天然ガス関係の会社でアメリカの再生可能エネルギー最大手の会社です。公益事業と再生可能エネルギー事業ということで、安定的なリターンを継続しているようです。30年前くらいから投資していたら40倍くらいになってますね(@_@;)!こんなに美しい放物線は見たことありません。

P47 Ninety One GS Global Energy
Security Name | Sector | Country | % of assets | |
---|---|---|---|---|
1 | Ninety One GSF Global Envir S Acc USD | – | Luxembourg | 9.58 |
2 | Total SE | – | France | 8.17 |
3 | BP PLC | – | United Kingdom | 6.44 |
4 | Royal Dutch Shell PLC B | – | United Kingdom | 3.85 |
5 | ConocoPhillips | – | United States | 3.48 |
6 | Galp Energia SGPS SA | – | Portugal | 3.28 |
7 | CNOOC Ltd | – | China | 3.23 |
8 | NOVATEK PJSC GDR | – | Russia | 2.95 |
9 | Phillips 66 | – | United States | 2.82 |
10 | Eni SpA | – | Italy | 2.77 |
BP PLCはイギリス本社の会社で巨大国際石油資本会社「スーパーメジャー」と総称される6社のうちの1社です。最近の関連ニュースを見てみるとハリケーン、コロナ、7,500名の強制解雇、2,500名の自主退職など大変な状況のようです。4番目のRoyal Dutch Shell PLC Bは日本で最もよく見るシェル石油ですね。株価を見てみると恐ろしいほど下落していました。コロナの影響をもろに受けているようです。

再生可能エネルギーと再生不可能エネルギー
2社の大きな違いはこの2つにあります。石油は限りがある資源なので世界人口増加に伴い、枯渇に向けて加速していくと思われますが、それ以上に大気中の炭酸ガス濃度の上昇が懸念されており、このままだと極地の氷が解けて、海面上昇、気温上昇、生態系の変化、異常気象の多発などの取り返しのつかない状況をもたらす可能性が高いと言われております。このような状況であるため徐々に再生可能な自然エネルギーを主体としたエネルギーファンドが盛り上がりを見せてきたのでしょうか。
これから地球環境の為にはもちろん再生利用可能なエネルギーを主体としていかなければなりませんが、再生不可能エネルギーは今から転換期に入るところなので今回のファンドの下落はチャンスと見ています。
いかがでしたでしょうか?私たちの生活でも環境の為には良くないと思いつつも温まるのが早いストーブを使うことなどありますよね。これをチャンスとするのは良くないかもしれませんが、割安なファンドは積極的に買って攻めていきたいと思います。
現在投資中のファンドの損益(%)
Fund | Unrealised Gain/Loss (%) |
---|---|
J57 Invesco Global Health Care Innovation | 0.36 |
J95 JPMorgan Pacific Technology | 5.6 |
J96 Aberdeen Standard SICAV I Global Innovation Equity | 4.46 |
L21 Pictet Global Environmental Opportunities | 0.25 |
L39 Franklin Biotechnology Discovery | 0.57 |
P47 Ninety One GS Global Energy | -1.12 |
P89 BNP Paribas Brazil Equity | 3.19 |