フレンズプロビデント 個人運用のすすめ

オフショア投資は基本的にはIFA(インディペンデント・ファイナンシャル・アドバイザー)に運用を一任勘定するのが一般的ですが、私のように自分で運用してみたいと思われている方もいらっしゃるかと思います。今回は個人運用について自身の経験に基づいた形で全体的にザックリと紹介したいと思います。

フレンズプロビデント

私はFriends Provident International(通称:FPI:フレンズ)社の商品で個人運用を行っております。他のメーカーでも類似商品は多数ございますが、当時は日本人が契約するといえばこのメーカーが主流でしたし、他に選択肢がありませんでしたのでこの商品に投資することを決めました。

積立資金について投資開始から18-24ヶ月分の積立分は手数料口座に入り、その後に積み立てたお金は運用口座に入る仕組みになっています。手数料口座では四半期毎に1.5%の手数料が引かれ続けますのでそれ以上の運用をしないとだんだん資産が削れていきます。一方、運用口座からはほとんど手数料が引かれません。なので運用口座のお金をどれだけ増やしていけるのか?というのが運用成功のポイントとなります。

解約手数料は手数料口座からMAXでおおよそ18-24ヶ月の積立分の手数料しか引かれません。なので運用口座のお金はいつでも自分のものとお考えいただいても間違いないと思います。

個人運用のメリット

  • 好きなファンドに好きなタイミングでスイッチングできる
  • 運用口座に対してかかるIFA手数料(1%としているところが多い)が引かれなくなる
  • 経済の動きに関心が持てるようになる
  • 商品について詳しくなる

個人運用を始めるときの申請方法

まずは、お手続きなどをやってくれている管理会社に「個人で運用をしたい」ということで問い合わせをしてみましょう。スタッフが外国人の場合はもちろんその人の言語に合わせて問い合わせる必要があります。問い合わせをすると、IFAを外すための書類をもらえますので、記入して提出してください。もし管理会社がない場合はIFAに直接問い合わせしましょう。そのIFAすら機能していない場合は直接FPI社に問い合わせしましょう。

個人運用を行うにあたり、必ずやるべきこと

今までIFAや管理会社が運営するポータルサイトで運用実績の確認などを行われていたと思いますが、これからはそのシステムが使えなくなりますので、FPI社が運営するポータルサイトに直接登録しましょう。

ポータルサイトはこちら(提供元:Friends Provident International Limited)

初めて登録するときは"Register"から進みましょう。ポータルサイトの登録方法はこちら

ポータルサイトでは、運用状況の確認、ファンドスイッチング、一部引出し、解約、FPI社とのメールのやり取り、個人情報の変更、受取人の変更など、これから運用をしていくにあたって必要なツールが揃っております。過去の運用結果は確認することができませんので、"Valuation Report"を定期的にダウンロードして保管しておくことをお勧めします。昔は全て書類でやらないといけませんでしたが、かなり便利になりました。

ファンドを選ぶ際のポイント

これからファンドは自身で選択しなければいけなくなるのですが、各ファンドの運用状況をチャートなどで分かりやすく掲載しているサイトがあります。

サイトページはこちら(提供元:Morningstar)

こちらではFPI社が保有するファンドの全て掲載されており、短期、長期での運用実績やリスクなどをチェックすることができます。また、ファンドは色々な会社の株式や債権などで構成されておりますが、その主な投資先などの細かい点までチェックすることができます。例えば、『P56 BlackRock Japan Opportunities』というファンドがありますが、これだけでは日本に投資するのかな~くらいしかわかりませんが、詳細を見るともっと細かく投資先を確認することができます。

MorningstarのP56 BlackRock Japan Opportunitiesの詳細ページの一部を抜粋

澤田ホールディングスや日本電気硝子、森永ミルク、無印良品、ロート製薬などに投資してるんだ!ということが分かると思います。更に、下記のようにチャートで運用状況の確認ができます。今年はコロナで一時下落しましたが、今ではほぼ回復しているということがわかりますね。

MorningstarのP56 BlackRock Japan Opportunitiesの詳細ページの一部を抜粋

ファンド変更時の注意点

選択するファンドは「今ある資産の振り分るファンド」と「毎月積み立てる際に振り分けるファンド」の2パターンを選ばなければいけません。例えば、今ある資産はできるだけ安全にしたいので現金ファンドに50%、残りはテクノロジーや色々に分散しよう、毎月積み立てる分はアグレッシブに行きたいから金を中心に購入しよう!などの構成で決定していきます。FPI社では、双方で選択するファンドの合計が10ファンド未満で構成しなければいけませんので注意しましょう。

また、スイッチングはすぐに完了しません。スイッチングが完了するまで1週間ほど掛かりますのでFXのような素早い取引はできませんのでご注意ください。

個人運用の注意点

今までIFAや管理会社が各種事務的な手続きを請け負ってくれていたと思いますが、これからは自身で全て行わないといけなくなります。何かあればFPI社と直接やり取りを英語で行わなければいけません。なので英語ができる方、もしくは翻訳ソフトを駆使できる方以外はおすすめできません。

また、事務手続きにおきましては、今まで本人確認書類(パスポートなど)や住所証明(運転免許証等)に関しましてIFAが「この証明書類のコピーは間違いない」と認証してくれた書類をFPI社に提出してくれていましたが、個人運用になると認証してくれる人がいなくなります。弁護士や公証役場に認証してもらう必要が出てきますので、そこのコスト面も個人で負担しなければいけません。十分にご理解された上で個人運用に切り替えるようにしましょう。


いかがでしたでしょうか?個人運用は自由に投資ができるようになり、理想の運用を行うことができるようになる反面、事務手続き等、全て自分でやらなければいけなくなりますのである程度覚悟して取り組まないといけませんね。これからもっと個人運用に関する細かい記事も掲載していこうと思っておりますでお読みいただけましたら幸いです。

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